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社員紹介

土や水を守る「環境分析」×地元「千葉県」。環境分析のスペシャリストを目指し勉強中

業務部営業課 / 2025年入社

N・M

千葉大学の大学院でサツマイモを研究する中、農業の基礎になる土や水を守る「環境分析」×地元「千葉県」でユーベックに興味をもつ。営業課に配属されBOD(生物学的酸素要求量)等の手分析のほか、各種機器分析も習得中。1LDKの社員寮で観葉植物を置くなどして快適な一人暮らしをしている。

私はもともと農業に興味があり、園芸学部に進学し作物の生産やその環境に関することを学びました。その中で土壌学を学んだことで、土壌分析や環境分析の仕事に興味を持ちました。農学を専攻していたため化学の知識や経験に不安はありましたが、先輩社員には農学部出身の人も多く、分析は一から丁寧に教えてもらえると聞いて入社を決めました。

入社してまずはBOD(生物学的酸素要求量),COD(化学的酸素要求量),SS(浮遊物質量)などの手分析を教わります。最初はマンツーマンで手取足取り丁寧に教わり、習得状況から徐々に独り立ちしていきます。トラブル発生時や難易度の高い試料の場合は先輩社員の助けを借りつつ、一通り、ミスなく仕事を終えることができると達成感があります。今は連続流れ分析装置を用いた全窒素および全リンの分析を習得中です。基本的な操作だけでなく日々のメンテナンスや維持管理まで対応できるよう、外部の講習会などに参加しながら技術を身に着けていきます。

実家は千葉県内ですが電車だと少し距離があるので、社員寮に入居し一人暮らしを始めました。ユーベックの社員寮は1LDK(40㎡)とかなり広いため、学生時代の友人達から羨ましがられてます。まだ入居したばかりで最低限の家具しかないので、まずは観葉植物を買い、次は何を買おう?とお部屋づくりを楽しんでいます。

新たな発見を得る充実の日々が、さらなる成長を促すモチベーションに

技術部品質保証課 / 2023年入社

F・M

大学は農学生命科学部生物学科で学び、研究室では進化生態学をテーマに虫の研究に励む。就活は大学で興味を持った環境保全・分析に携われる企業を希望し、土壌分析に強みを持つユーベックに入社。現在は受付や分析を担いながら、休日は地図アプリで目星をつけた山に出かけ、虫などの生物観察を楽しむ。

私は分析のかたわら、主に受付業務を担当しています。受付は、お客様からのご依頼内容(試料名や分析方法、納期など)をシステムに入力し、試料の状態や過不足を確認する業務です。

出社後、まずは担当試料の分析を進めます。分析項目は「飲料水に含まれる全有機炭素量は法定基準値内か」など、原則お客様の指示通りです。10時頃には分析用の試料が届くため、順次受付業務を開始します。日々受付に取り組んでいると「なぜ、この分析が必要なのか」「この試料は、どんなルールのもとで採取するのか」など、分析への興味がどんどん湧いてきます。新たな知見を幅広く得られるので、とても楽しいです。先日は、大量の試料を複雑な方法で分析する案件を担当する機会をいただきました。大変な部分はありましたが、先輩や同期の力も借りながら無事に対応できたことは貴重な経験です。

社内は和気あいあいとした雰囲気で、相談や意見交換などコミュニケーションがとりやすい環境です。先輩たちからいただいた貴重なアドバイスをもとに知識と経験を深め、戦力となれるように成長したいと思います。

もっと知りたい、関わりたいから資格を取得。チャレンジを応援してくれる会社です

技術部品質保証課 / 2016年入社

S・Y

千葉大学の学部・大学院での研究を通して化学系の分析に精通。修士課程修了後、電子部品メーカーに就職し製品設計を行っていたが、やはり化学分析に関わりたいと思い、ユーベックへ転職。入社後は難関資格の環境計量士、技術士(環境部門)をはじめ数々の資格を取得している。

品質保証の仕事は多岐にわたり、なかには有資格者でないとできない業務もあります。その最たるものが、分析結果を証明する計量証明書の承認・発行を行う「環境計量士」で、私は〈濃度〉と〈騒音・振動〉の2分野とも取得しています。臭気試験も悪臭防止法に基づき「臭気判定士」が行います。作業場における有害物質のサンプリングや分析は、「作業環境測定士」が担当します。業務に直接関係する国家資格はこの4つですが、ほかにも会社に勧められたり、自ら取りたいと希望して多くの資格を取得して仕事に活かしています。

例えば当社はISO9001を取得していますが、今ではその更新審査に出席したり、内部監査の計画から実行まで行っています。また、技術士(環境部門)として自身の専門知識や資質・能力の向上だけでなく若い技術者が社会に貢献できるように技術指導や能力開発に協力しています。資格取得により仕事の幅が広がったことはもちろん、やりたいと思う業務やそのために必要な資格取得を応援してくれる風土が当社の大きな魅力です。

環境保全意識の高まりにより国の環境基準は年々厳しくなる傾向にあります。分析担当者と一緒に改正法を学ぶなど、常に知識のアップデートを図るとともに、環境分析の質を担う品質保証課として、今後も分析技術の向上と精度管理に力を注いでいきます。

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